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食品業界マーケティング 5年後の日本

公開日: : マーケティング, 食のコラム

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フードコーディネーター協会の総会に参加してきました。

実は、1級を取得するまで協会の会員になっていなかったので初参加。

研修会では三菱食品の戦略研究所長の原さんから、オリンピックその後に向けた世の中の変化と食品業界の対応についての講演を聞き・・

1億総介護時代における食品業界の使命だったり、単身世帯増加に対応するための環境変化の問題だったり、人手不足に対応するためにAIを活用していく課題だったり、
データを読めば読むほど、数年後の日本に対しての課題を突きつけられた感じです。

数年後には、世帯年収400万円以下の世帯が6割を超える・・

これは、日本の人口を考えると容易に想像がつきますが、年金世帯の増加と消費力の低下に対して市場がどう向き合うか、マーケティングデータを読み解いていくと食品業界の使命が食品分野にとどまらないことが分かってきます。

アメリカのウォルマートのように、ミニッツクリニックがスーパーマーケットに付帯する必要が日本でも出てくるのかも・・という有識者意見がありましたが、確かに日本でもニーズは高そうですし、一時的に病院が足りなくなる時代が来るのかもしれない。
※現実は法整備が進まないと実現できません

現実は、なかなかヘビーに世の中を変えて行きます。

有識者の意見で、労働力不足社会が加速していく一方なので女性の社会進出がますます進み、中食が発展せざるを得ないという意見が多数でしたが・・。

働く女性に中食が必要ということは理解できますが、「惣菜」という食品を時間優先で優位性があると見てしまうと見誤りそうな気もします。

中食のビジネスは、従来の惣菜売り場とは違う形で普及していくのかなと漠然と考えていますが、それが欧米のように冷凍食品が発展していくケースになるのか、現在どんどん参入者が増えている迅速で細かい宅配サービス関連が強くなるのか・・。

後者は、高齢者見守りサービスという目的も含んだ形で参入・成功しているケースが増えている印象ですが。

いずれにせよ、あらゆる業態において中食ニーズを捉えていくことは課題になるはずなので、流通面と時間がない現代社会に適応するビジネスモデルの競争はどんどん激化していくんでしょうね・・。

食品業界の使命が、どんどん社会的使命になっていくのは喜ばしいのか、どうなのか。

色々思うところの多いマーケティング研修でした。

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